Lv1−配合理論
前のページでは、カップリングに必要な知識を書いていきました。
ここでは、カップリングについてさらに押し進めて考えていきます。
全ての配合はインブリード・ニックス・渋いが基本となっています。
では、順に説明します。

インブリード
主な長所
  • 先祖の能力をより高い確率で産駒に伝えることができる
  • 比較的簡単に高価格の仔を産むことができる
  • 全ての配合の基本となっている
    主な短所
  • 脚部不安、虚弱な仔が産まれやすい
    配合例[プラリネの4×4]
    チョコルーラ チョコルーラ系A チョコルーラ系B チョコルーラ系C
    サウザンアイランド系
    プラリネ プラリネ系A
    カフェロワイヤル系
    チョコブレッド チョコブレッド系A チョコブレッド系B
    ティラミス系
    プラリネ プラリネ系B
    インシュリン系
    - 補足 -
    長所・短所を見ていただければ分かる通り、インブリードは
    チョコボの能力を上げるための最も便利な配合ですが、
    それには常に脚部不安、虚弱という要素が付きまといます。
    この短所は、インブリードの血の濃度が上がるにつれ顕著になっていきます。
    では、血の濃度はどのようにして決定されるのでしょうか?
    それは、産駒を1代目として数えたときの、重なる親の位置です。
    上の例を見てください。
    一番右にプラリネが2箇所にあります。ここでインブリードが発生しています。
    続いて、産駒からの距離を考えます。
    チョコルーラ系Cがこの場合の産駒にあたるので、
    プラリネは産駒から数えると(産駒を1番目とすると)4番目です。
    つまり、このインブリードはプラリネの4×4ということになります。

    また、血の濃度という言葉が出てきたので、それについても説明します。
    12.5% 25% 50%  -
    12.5%
    12.5% 25%
    12.5%
    12.5% 25% 50%
    12.5%
    12.5% 25%
    12.5%
    参考のためにプラリネの4×4が発生した箇所の色を変えてあります。
    先ほどの例で計算すると、プラリネがいた場所の濃度は両方とも12.5%となっています。
    つまり、濃度の計算は
        12.5+12.5=25 (%)
    となります。
    カップリングが成立しないのは同血量が100%以上の場合なので、このプラリネの4×4は成立します。
    また、インブリードの中には4×3や5×4というように重なる親がずれるものもあります。その場合の計算は
    4×3のインブリードの場合の計算
    12.5% 25% 50%  -
    12.5%
    12.5% 25%
    12.5%
    12.5% 25% 50%
    12.5%
    12.5% 25%
    12.5%
    この例ですと、
        12.5+25=37.5 (%)
    となります。
    つまり、血統表ので表示されているパーセントを足せばいいわけですね。
    これが4×3のインブリードの血量(同血量という言い方もあります)です。
    血量が25%と37.5%とでは、当然後者のほうが脚の弱い羽や虚弱な産駒が産まれやすくなってしまいます。
    これはどうしようもないことなので、訓練で怪我をさせないように気をつかうしか対処法はありません。

    また、インブリードが発生しない場合、その配合はアウトブリードと呼ばれます。
    アウトブリードはインブリードとは違い、同血量が0%なので健康な仔が産まれやすくなっています。
    ただ、健康かどうかはチョコボによって個体差があり
    アウトブリードだから絶対に健康だとか、インブリードだから絶対に虚弱だとか、
    そうは言い切れません。インブリーダーより虚弱なアウトブリーダーも時々出ます。

    ニックス
    主な長所
  • 先行力・底力が若干アップ
  • 遺伝情報が安定して伝わる
    主な短所
  • (特になし)
    種牡羽ごとのニックス対応表(五十音順)
    系統相手の系統
    インシュリンニックスに対応せず
    エスプレッソプリン サウザンアイランド
    チョコマカロン
    カカオマス サウザンアイランド
    ビター
    カフェロワイヤルニックスに対応せず
    クールミントレーズン サウザンアイランド
    シャンペンディップ
    コーヒービート パインタルト
    ミルメーク
    ココアパウダー パウンドマーブル
    ビター
    サウザンアイランド プラリネ
    サンカクテル
    エスプレッソプリン
    クールミントレーズン
    カカオマス
    チョコブレッド
    ビター
    サンカクテルサウザンアイランド
    シャーベット チョコブレッド
    ミスターチョコナッツ
    シャンピ二オンチョコルーラ
    シャンペンディップ クールミントレーズン
    チョコブレッド
    ミルメーク
    ジンギスカンニックスに対応せず
    チョコブレッド サウザンアイランド
    シャンペンディップ
    シャーベット
    チョコマカロンエスプレッソプリン
    チョコルーラシャンピニオン
    ティラミスニックスに対応せず
    デザートサパーミスターチョコナッツ
    トリュフニックスに対応せず
    ネーブルサイダーニックスに対応せず
    パインタルト ミルメーク
    コーヒービート
    パウンドマーブル ビター
    ココアパウダー
    バレンタインギフトポインセチア
    ビター カカオマス
    サウザンアイランド
    パウンドマーブル
    ココアパウダー
    ブラマンジェニックスに対応せず
    プラリネサウザンアイランド
    ベジタブルニックスに対応せず
    ポインセチアバレンタインギフト
    ポリフェノールニックスに対応せず
    マイルドラスクニックスに対応せず
    ミスターチョコナッツ デザートサパー
    シャーベット
    ミルメーク シャンペンディップ
    パインタルト
    コーヒービート
    - 補足 -
    ニックスは、一代遺伝を重要視している場合はそれほど無理に使わなくてもいい配合です。
    なぜかというと、ニックスは先祖の血統効果を産駒の血統効果に伝えやすくする配合だからです。
    勘違いしないでおきたいのは、ニックスは産駒の競走羽としての能力を大幅に
    上げるわけではないということです。
    確かに先行力・底力アップという長所はあるものの、能力の上昇は微々たるものです。
    この配合は狙ってするほどのものではないと思います。
    普通にカップリングをしていても、いつの間にか発生していることもありますしね。
    ただ、インブリードと比べ、比較的序盤から行うことのできる配合なので
    血統表構築に慣れる意味で入れてみてもいいかもしれません。

    渋い配合
    主な長所
  • 全パラメータの能力ボーナス
  • 配合が比較的簡単
  • 価格の上昇
    主な短所
  • (特になし)
    配合例
    サウザンアイランド
    (ウィンヒル)
         
    カフェロワイヤル系
    (ゴールドソーサー)
    プラリネ
    (ウータイ)
     
    トリュフ系
    (グラスランド)
    ポインセチア
    (バラム)
       
    エスプレッソプリン系
    (ウィンヒル)
    ベジタブル
    (コスモキャニオン)
     
    チョコマカロン系
    (ウータイ)
    - 補足 -
    渋い配合の発生方法は、とても簡単です。
    すなわち、3代前までの血統表内で、発祥地が6種類以上あれば成立します。
    上の例だと、最後の締めの配合で渋いが発生します。
    この発祥地というのは、文字通り先祖の故郷です。
    FFVIIとVIIIの地名が発祥地になっているのが分かりますよね。
    ちなみに、ニックスの発生相手の系統と個々の発祥地は父親のものを受け継ぎます。
    上の例だと、締めの配合で産まれた羽の発祥地はウィンヒル、
    ニックスの対応はサウザンアイランドと同じということになります。
    なので、この配合で産まれた羽をクールミントレーズン系の牝羽とカップリングをすると、ニックスが発生します。

    話は少し逸れますが、配合をしていくうち、2種類以上の配合法が同時に起こることがあります。
    インブリードも発生しているし、ニックスも発生しているし、渋い配合も発生している…、
    このような時、シロマはひとつの配合法に関するコメントしかしませんが、実際にはすべて発生しています。
    コメントの優先順位は、体によくない(同血量100%以上の場合)→インブリード→ニックス→
    シブい→アウトブリード、となっています。父父ニトロなどのように、コメントされない配合法もあります。
    複数の配合法を組み合わせた血統表を組むのもチョコスタの楽しみのひとつです。
    血統表構築の楽しさが分かってきたら、次のステップに進んでみましょう!

    発祥地に対する種牡羽表
    発祥地その発祥地をもつ種牡羽
    ウィンヒル エスプレッソプリン
    クールミントレーズン
    コーヒービート
    ココアパウダー
    サウザンアイランド
    チョコブレッド
    チョコルーラ
    ティラミス
    パインタルト
    バレンタインギフト
    ミルメーク
    コスモキャニオン ジンギスカン
    パウンドマーブル
    ビター
    ベジタブル
    マイルドラスク
    コスタ・デル・ソル シャンペンディップ
    ネーブルサイダー
    ミスターチョコナッツ
    ガルバディア サンカクテル
    シャンピ二オン
    ブラマンジェ
    エスタ シャーベット
    ポリフェノール
    ウータイ チョコマカロン
    プラリネ
    バラム インシュリン
    ポインセチア
    トラビアカカオマス
    ゴールドソーサーカフェロワイヤル
    グラスランドトリュフ
    ミッドガルデザートサパー
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