講座(大昔に書いたのを加筆修正) パス解析
No.002 スワップ開始
 チョコスタは容易に見えて難解ですが、やる事自体は極めてシンプルです。つまり、能力の高いチョコボをインブリードさせる。他にも様々な配合理論があるにはあるのですが、最初はとにかくインブリード。これだけです。これだけでゲーム内のGIは全制覇出来ます。
 ゲームスタート時にたった一羽だけ牧場にいる初期牝羽の能力は、決して高いとは言えません。だからもう、とにかく代をある程度進め、血量が薄まったところで複数本のインブリードを発生させる。これしかないんです。能力の低いチョコボをいくら重ねてもそれなりの仔しか産まれませんが、継続することで少しずつ仔の価格は上がっていくはずです。
 そしてそれにうってつけの初心者向けの配合が、前回も書いた「スワップカップリング法」です。

 『チョコボスタリオン全書』という攻略本があります。ファミ通発行なだけあって誤字誤植も多いのですが、ゲーム発売から三ヶ月ちょっとで発行した割には基本的な要素はほぼ網羅されていたりして、廃版となった今では伝説の攻略本と呼ばれているとかいないとか。
 で、この『全書』に掲載されている、ダビスタでお馴染みのホーク爺考案の配合法がスワップなのです。もう一つ、横井顕さん考案の「×12コンボ」という配合法もありますが、こちらは一世代に12羽も生産しなければならず、そもそも僕が理解していないので今回はパス。
 スワップは常に3×3のインブリードが4本発生し、何代でも続けられる夢のような配合法なのです。
 あーもー長いよ。まだ最初のチョコボすら生産してないよ。急ぎます。


▲シロマコメントはそれなりに重要。
 スワップに必要な牝は2羽。生産するのも面倒なので、初期牝羽とセール牝羽を使います。隠し源流を出す時間すら勿体無いので、セール牝羽は血統効果に赤字のないサウザンアイランド系を購入。この2羽を2年かけてエスプレッソプリン、プラリネ、チョコマカロン、ポインセチアの4源流とそれぞれカップリングします。そして産まれた4羽の仔が、スワップの記念すべき1代目となるのです。
 この段階では産み分けを行ってもどうせ大した羽は出てこないし、一発勝負。30〜40分ほどで一気に5代目まで進めました。勿論チョコボは3歳になったら即引退です。代を進めてる時久々に調教したい欲望に駆られましたが、いずれ。

▲開始30分ちょっとで全青誕生。
 さて、ここからがスワップの本領です。4代目を配合する際、最初に使った4源流全てのインブリードが発生します。仔が牝の場合、インブリードが発生した羽の血統効果をストレートに受け継ぐため、ここから先の牝羽は全て全青になります。全青のチョコボがインブリードされてくるあたりから、仔の価格もグンと伸びてくるはずです。
 価格の大まかな目安としては、80ギル台がそれなりの強さ、90ギル台は何とかGIに勝てるレベル、100ギル台は四天王さえ出てこなければGI楽勝レベル、110〜120ギル以上となるとゲーム内では無敵です。だいたいこんな感じ。
 ここまでの平均価格は、1代目が71.75ギル、2代目が72.75ギル、3代目が73.25ギル、4代目が74.75ギル、5代目が79.75ギル、6代目が87.75ギル。6代目から産み分けをそれぞれ20〜30回ほど行いました。90ギル台も何羽か出ましたよ。やっぱり全青が出来たあたりからの伸びが凄まじいです。多分8代目か9代目あたりからぼちぼち100ギル台も産まれてくるんじゃないかな、と楽観的な予想をしておきます。こいつら育てたらどれくらいGI取れんのかなあ。
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